閉所恐怖症

不潔恐怖症(潔癖症)

よく「あなた潔癖症だね」や「わたしって潔癖症だから」という会話を耳にします。これは、単に綺麗好きな人に対する印象を悪意のなく評するものです。

 

これに対し、精神疾患としての潔癖症は、「不潔恐怖症」とも言われ、ある種の強迫観念によって、たとえば、汚れていないのに何度も手を洗ってしまうとか、他人の箸が鍋の中に入ることを不潔と感じてしまう、トイレのドアノブにバイ菌がついているような気がする、風邪をひいている人と少し話をしただけで、風邪がうつったのではないかと不安になるなど、汚れや病原菌に汚染されることを極端に恐れる症状を指します。

 

手を洗う場合では、いくら丹念に洗浄しても汚れが落ちていないような気がしてしまい、手を洗うことを止めようとはしません。1日何回も手洗いに通うようになります。しかも、10分間も石けんでゴシゴシと洗い続けます。

 

人と会食する場合では、同じお皿の料理を箸で取り分ける中華料理や、鍋料理を楽しむことが困難になります。

 

家族の下着を手に取って洗濯機に入れるような家事もできません。重症化すると、バスルームの洗浄に時間がかかる、一番風呂でないと入浴ができない、ハンカチを当ててからでないと電車の吊り革がつかめないなどの症状も現われます。

 

このような症状は日常生活の中において発症するため、深刻化すると、当然生活に支障が出てくるようになります。

 

不潔恐怖症の原因は、よく分かっていませんが、外出恐怖症やその他のパニック障害と同じ「強迫性の疾患」に分類されます。

 

単なる綺麗好きという事ではないので、症状が深刻化する前に、まず専門医を訪ねて診察を受けることです。自分が不潔恐怖症であることを認識して、治療に努めましょう。


> 治療法には大きく分けて薬物療法と精神(心理)療法の2つ

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