閉所恐怖症

対人恐怖症・体臭恐怖

対人恐怖症の1種に「体臭恐怖症」があります。

 

体臭恐怖症は、自己臭恐怖症とも呼ばれますが、人が周りにいる時に自分の口のにおいや体のにおい、オナラのにおいなどで人に迷惑をかけているのではないかと悩み、恐怖心を持ってしまう病気です。

 

家にいる時には気にならないけれども、外に出ると、口のにおいや、体のにおい、オナラのにおいなど、自分の体から発しているかもしれない臭いのすべてが気になり、周囲の人の視線や態度に注意を払うなど異常行動をとる症状です。

 

体臭恐怖症は、自分のにおいが人から変に思われるのではないかと悩み、気になるという意味で、対人恐怖の症状に分類されるものになります。

 

口臭や体臭は多かれ少なかれ誰にでもあるもの。でも、多くの場合は、それほどの害を及ぼすほどのレベルではなく、多少迷惑をかけるか、軽い不安感にさいなまれる程度のはずです。

 

体臭恐怖症の人でも、実際には他人にとって不快感を抱く臭い(体臭や口臭など)が発していないのですが、それにも関わらず、自分の身体から、悪臭が臭っているとか、自分の体臭はくさいと思い込むことにより、真剣に悩んでしまいます。

 

人前に出たり、人と会ったりすることに、恐怖心を覚えてしまう状態は、人から見たら「神経過敏」、「気にし過ぎ」、ということになり、「異常」と写ります。しかし、本人にとっては気になって仕方ない問題であるため、絶えず思い悩むのです。

 

体臭恐怖症になりやすいタイプの人は、潔癖症(清潔好き)であるとか、完璧主義者である、神経質、几帳面といった性格を持つ人と言われます。

 

ともあれ、たかが体臭の恐怖症と思っていると、最終的には、もっと深刻な対人恐怖症に進行する場合もありますので、注意が必要な神経症です。

 

数多い悩みの中でも、体の臭いに関する悩みは、患者をとても苦しめるととともに、傷つけてしまいます。また、相談しにくい場合が多いようです。

 

もし、体臭恐怖症になってしまったら、とにかく早めに、専門医の診断を受ける事をお勧めします。


> 治療法には大きく分けて薬物療法と精神(心理)療法の2つ

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