閉所恐怖症

対人恐怖症・恋愛恐怖

対人恐怖症のひとつに「恋愛恐怖症」があります。これは、言葉から受ける印象からすると、男性恐怖症や女性恐怖症とも近いように思いますが、異なる症状です。

 

男性(女性)恐怖症とは、男性(女性)に触れられると強い不安感に駆られたり、男性(女性)と話すと、ひどく赤面したり、男性(女性)と一緒にいることに耐えられないといった精神疾患で、文字通り、異性との接触・交流を極度に恐れる病気です

 

これに対し、「恋愛恐怖症」は通常時の会話や接触には何ら支障がなく、周囲の人たち、とりわけ好意を持って見ている異性からも恋愛恐怖症であることに気付かれないのが特徴です。

 

恋愛恐怖症とは、いかなる精神疾患なのでしょうか?恋愛恐怖症の原因や症状を紹介して行きましょう。

 

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恋愛恐怖症とは、文字通り、異性と恋愛をすることに恐怖を感じる症状です。

 

異性と二人だけで会食を共にしたり、公園を散歩したり、映画を観たり、いわゆるデートを楽しむことはできるのですが、さらに深い関係に進もうとするとき、恐怖症患者の場合は、自らブレーキをかけてしまいます。

 

相手の気持ちを知りながらも、素知らぬふりをしたり、誘いの言葉をはぐらかしたりします。本心では、恋愛関係を進展させたいと思っていますが、相手の拒絶反応が怖いという心理だけではなく、大半は恋愛の最終結末を恐れて、一歩足を踏み出せないのです。

 

ジリジリして来た相手の方から、言葉ではっきり「好き」を表明しても、それに応えることができません。その結果、順調だった長い交際が終わるということになってしまうのです。

 

病気か病気というほど症状でない人まで含めたら、この繰り返しを何度も経験して来た人が実は周囲にたくさんいます。

 

原因はどのような所にあるのでしょうか?

 

原因としては、まだ恋を知らない年代が未知のものを怖がる心理が働くこともありますし、充実した恋愛が終わった後の脱力感から恋愛を避けるケースもあるようですが、大半の原因は、過去の恋愛で相手に裏切られたり、ひどい別れ方をしたりした場合の「心的外傷(トラウマ)」が占めていると考えられます。

 

トラウマが原因である場合は、その深さによって治療が極めて困難な場合もあります。それぞれのケースにあわせて、問題を解決していくことが必要ですが、専門医の治療を受けようとしないことが最大の関門かもしれません。

 

というのも、恋愛問題を除けば、他の対人恐怖と異なり、日常生活には全く支障がないからです。

 

しかし、もし貴方が恋愛恐怖症かもしれないという自覚があるなら、是非とも診療内科や精神科医などのカウンセリングを受けてみることをお勧めします。


> 治療法には大きく分けて薬物療法と精神(心理)療法の2つ

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