閉所恐怖症

対人恐怖症・男性恐怖

別ページに挙げた「対人恐怖症」のひとつに、「男性恐怖症」もあります。

 

男性恐怖症とは、男性に触れられると強い不安感に駆られたり、男性と話すとひどく赤面したり、男性と一緒にいることに耐えられないといった精神疾患で、極端なケースでは、明るい場所で男性が近づいてきただけでも不安を感じる人もいます。

 

思春期から結婚前の女性に見られる症状です。

 

男性恐怖症にもいろいろな形があります。例えば、痩せ形で「イケメン」と言われるタイプの男性に嫌悪感を持つタイプ、毛深い男性に恐怖感を持つタイプなどです。全ての男性に嫌悪感を抱くタイプもいますが、比較的少ないのだそうです。

 

原因を探って行くと、次のような実例がありました。

 

私は、両親が離婚して、母親と暮らした時期が8年間ありました。その間、私は、母から離婚した父親の悪口を散々聞かされて育ったのです。

 

そうして、私は、「男にも負けないくらいになりなさい」というふうに仕込まれ、柔道や剣道を習いました。小学校、中学校と経て、私は男の子と殴り合いのケンカをしても負けないくらい、男勝りの女の子になっていました。

 

しかし、高校に進学すると、同級の男子生徒は、みな優しく、ケンカするようなことはすっかりなくなりました。一方、女子生徒は男子の誰が好きだとか、できたら付き合いたいなどの話題でもちきりでした。そんなとき、私はどうやって男子生徒と接するか分からなくなりました。

 

そして、優しく接して来る男子からも逃げるようになったのです。一種の男性恐怖症です。男子生徒が話し掛けてくるだけで顔が赤くなり、怖いと思うようになりました。

 

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上記のケースは、むしろ珍しい方かもしれません。

 

男性恐怖症の人の原因を追及して行くと、過去に男性から危機的な状況を作られたことによるもので、例えば、レイプ被害にあったとか、父親など家族から虐待された、幼少期に男性からいじめを受けた、思春期に好きだった男性から暴言を吐かれた、恋人に浮気されたなどの例が多く見られます。

 

これらは、男性に対して強いトラウマとなって、「男性恐怖」の病因となっているのです。

 

 

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尚、レズビアンは男性恐怖症の反動として生まれる性愛の形態ではないかという見解がありますが、実際は違うようです。

 

男性の友人を持っているレズビアンは少なくないですし、男性嫌悪を抱いているから、女性のみのつきあいを望んでいるというレズビアンは殆どいないと言われています。


> 治療法には大きく分けて薬物療法と精神(心理)療法の2つ

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