閉所恐怖症

対人恐怖症

「〇〇恐怖症」は数限りなく存在します。

 

このサイトの閉所恐怖症を筆頭に、飛行機恐怖症、クルマ恐怖症、狭所恐怖症、暗所恐怖症、対人恐怖症、女性恐怖症、 男性恐怖症、先端恐怖症、歯科恐怖症、高所恐怖症、赤面恐怖症、電話恐怖症、クモ恐怖症、虫恐怖症、血液恐怖症、広場恐怖症、外出恐怖症、体臭恐怖症、表情恐怖症、視線恐怖症、雷恐怖症など、思いつくままに挙げるだけでもこんなにあるのです。

 

その中で、社会生活に大きな障害になっている恐怖症のひとつ「対人恐怖症」について触れておきたいと思います。

 

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対人恐怖症は、人前での過剰な意識が緊張や不安を引き起こす神経症で、緊張する場面や症状などによって@あがり症、A赤面恐怖症、Bどもり症、Cスピーチ恐怖症、D会食恐怖症、Eサークル恐怖症、Fふるえ恐怖症などに分かれます。

 

「あがり症」とは、人前で思うように話が出来なくなってしまうとか、顔が赤くなってしまう、人の視線が気になってしまう、という形で現れてきます。

 

「赤面恐怖症」とは、人が自分を注視したときや、緊張したときに顔が赤くなってしまうもので、一般には誰でもあることですが、これが交友相手と普通に会話するだけでも赤面することがあるような状態を言います。

 

「どもり症」は、発語時に同じ言葉を連続して発したり、瞬間あるいは一時的に無音状態が続いたりなど、言葉が円滑に話せない疾病で、吃音症(きつおんしょう)とも言われます。

 

「スピーチ恐怖症」とは、突然に人前で挨拶をすることを促されたときなどに、発言内容は支離滅裂、冷や汗が出、声は震え、どもるといった症状が極端に出るものです。

 

「会食恐怖症」は、宴会や取引先との会食など、外で食事をする時に、吐き気がしたり、めまいがするため、外食が出来なくなってしまう症状です。また、中には実際に吐いてしまったり、お腹の調子が悪くなったり、下痢をしてしまうという人もいます。

 

「サークル恐怖症」とは、例えば、就職した会社の新人歓迎会や、趣味のサークル、学校のPTA集会などで、自己紹介の発言に失敗したことから、こんなことでは皆から仲間はずれになるとか、参加しても恥をかくだけだなどといった思い込みにつながり、サークルや集会に参加できなくなる、もしくは、行っても緊張して何もできないといった状態に陥ってしまうものです。

 

「ふるえ恐怖症」とは、人前で文字を書く時に緊張し手が震えたり、女性の場合で言えば、お客様にお茶やコーヒーを出す時に緊張し手の震えが起こったりするとか、宴会で上司からお酒を注いでもらう時に緊張し、コップを持つ手が震えてしまうというような症状です。

 

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対人恐怖症とは、上記のような対人関係における各種恐怖症を総称したものですが、いずれも社会的接触を恐れ、それを避けようとする症状を言います。

 

また、その結果として、社会的生活に支障をきたしたり、生活において必要な人間関係の構築が十分できなくなったりします。

 

他人に対して強い不安と精神的な緊張感を持つことから、他人の自分に対する意識を勝手な思い込みで悪く感じ取り、対人関係からできるだけ遠ざかろうとする傾向が強い神経症です。

 

人が自分に危害を加えるのではないか、自分の行為を批判しているのではないか、悪い噂をしているのではないかなどと不安になり、また、自分の体は臭いと思っていたり、人前でうまく話しができなかった時に嘲笑されていると思いこんでしまったり、その結果として人を恐れる状態のことを言います。

 

従って、対人恐怖症とは、人に対して恐怖を持つのではなく、自分の状態に対して不安をもち、それが人にどう映っているのか、どう思われているのかを恐れる病気とも言えます。


> 治療法には大きく分けて薬物療法と精神(心理)療法の2つ

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