閉所恐怖症

閉所恐怖症と暗闇恐怖

閉所恐怖症の人に共通しているのが、暗闇もだめだということです。つまり、「暗所恐怖症」を併発してしまうこともあるのが、 閉所恐怖症です。

 

元々、人間と言うのは夜行性の生き物ではない為に、昼間の明るい所と比べると、暗い所を警戒してしまう傾向があります。

 

こういった本能の部分の恐怖が、通常以上になった場合に、「暗所恐怖症」に至るわけです。

 

この暗所恐怖症は大人よりは子供に多く見られる症状で、頭では暗い所でも怖いことはないと分かっていても、異常に警戒してしまうということになります。夜、1人でトイレに行くことができないなどの症状が、その代表例です。

 

夜の暗い学校や、誰も居ない部屋などに入った瞬間は、真っ暗で何も見えない状態であれば、誰でも恐怖を感じて当たり前なのかもしれませんが、暗所恐怖症の人の場合は、暗い場所に対する恐怖が通常の恐怖レベルより極端になっていますから、その恐怖感から身体的な異常も現れるのが特徴です。

 

暗所恐怖症から起こる症状では、暗闇の恐怖から現実感覚を失ってしまう、吐き気をもよおす、異常な程に汗が出る、息切れや動悸が激しくなる、思考回路が全く働かない、パニック状態になるなどです。

 

暗所恐怖症の原因としては、幼児期に、トイレの用便途中で急に電気が消えてしまったこと、入浴中に停電になってしまったことなどで恐怖を体験したことが、トラウマ(心的外傷)となって発症するのではないかと考えられています。

 

暗くて、さらに狭い場所に行くと、逃げ出すことができないのではないかという強迫観念に駆られて胸の痛みや頭痛が起こり、ひどいと呼吸困難になることもあります。

 

暗所恐怖症の治療には、精神(心理)療法や薬物療法が行われるほか、暗所に少しずつ慣れるような訓練を行なうのが一般的です。


> 治療法には大きく分けて薬物療法と精神(心理)療法の2つ

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